生活習慣病

第4章

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がん

 

 生活習慣により多様化する発症部位


 がんは1981年に脳卒中を抜き、日本人の死亡原因のトップになりました。以来、右肩上がりで死亡者数を増やしています。現在では日本人の3人に1人ががんで死亡しており、2位の心疾患を大きく引き離しています。中でも死亡者数が多いのは胃がんと肺がんですが、近年、患者数の増加が著しいのは乳がん、子宮がんと大腸がんです。  がんとは制御を失い、際限なく増殖を繰り返す異常細胞のかたまりであり、その発病には細胞をがん化する「がん遺伝子」と、がん化を防ぐ「がん抑制遺伝子」が深く関与しています。現在の研究では、なんらかの原因でがん抑制遺伝子が機能低下を起こすことが、最大の原因と考えられています。

 予防のためのアドバイス


 がんの直接の原因は遺伝子に関わるものですが、遺伝子異常の背景には生活習慣と環境要因が大きく作用します。つまり、喫煙や飲酒、排ガスなどの有害物質、長時間労働などのストレスの影響が考えられます。  近年増え続けている大腸がんと乳がん、子宮がんについては食生活や肥満との関連性が指摘されています。喫煙、飲酒を控え、高脂肪、高カロリーの食生活を見直して、抗酸化力の強いビタミンCやE、ミネラルのセレンなどが不足しないように心がけます。β─カロテンをはじめとするカロテ ノイドを豊富に含む緑黄色野菜を多く摂り、不足分をサプリメントで補うとよいでしょう。お茶のカテキン、植物に含まれるポリフェノール、アガリクスなどのキノコ類に含まれるβ─グルカンなども予防には効果的です。

【関連するサプリメント】

ビタミンC  ビタミンE  ビタミンA(β―カロテン、レチノール)  カテキン  セレン  アガリクス