機能性食品

第7章

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花粉症の悩みを軽くしてくれる

甜茶


 

 ポリフェノールがヒスタミンを抑制する


 甜茶は「甘いお茶」を意味し、中国南部では、おめでたいお茶、幸福を呼ぶお茶として、旧暦の正月に飲む風習がある。しかし、中国各地で原料として使用する茶葉の種類が異なり、ユキノシタ科の臘蓮繍球、アカネ科の牛白藤、ブナ科の多穂柯などがある。これらは、それぞれが、さまざまな効能を持つとされているが、アレルギー抑制効果があるのは、バラ科キイチゴ属の甜茶懸鈎子のみである。 甜茶の研究が進むにつれ、アレルギー性鼻炎、ハウスダスト、花粉症に有効であることが1994年、三重大学研究班によって明らかにされ注目された。この甜茶懸鈎子に含まれるGODポリフェノールがヒスタミンを抑制し、抗ヒスタミンや抗炎症の作用を持つことから、花粉症などのアレルギーに有効とされるものである。 さらに、タンニンの一種であるGODポリフェノールは、化学伝達物質(神経伝達物質)のヒスタミン、シクロオキシゲナーゼが過剰に分泌しないように抑制する。これによって、花粉症による神経への刺激で起こる鼻詰まりやくしゃみなどの症状、さらに毛細血管への刺激によるアトピー性皮膚炎のアレルギー症状に有効に作用し、改善するといわれる。 GODポリフェノールには、体内で糖質分解酵素を抑制する働きもあり、食後の急激な血糖値の上昇を抑える効果が期待できる。そのため、インスリンの過剰分泌も抑えられるので、糖尿病や高血圧予防にもつながる。ほかにも歯周病の予防や歯周病に伴う口臭予防、気管支炎、ぜんそくなどに効果があるとされる。

 摂取方法について


 花粉症対策には、花粉が飛ぶ2週間〜1ヵ月前くらいから飲み始めると効果的。有効に作用するには、GODポリフェノールのエキスとして1日あたり80〜120・が必要とされ、お茶として飲用する場合、茶葉3gを1・の水で5分間ほど煮出し、1日分を3回に分けて飲むのがよい。食間や睡眠前の飲用がより効果的である。

【関連する項目】

糖尿病  高血圧症  歯周病  口臭が気になる  アトピー性皮膚炎  花粉症