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カテキンは、水溶性の多価ポリフェノールで、緑茶(煎茶、番茶、ほうじ茶、抹茶など)に含まれる苦み、渋みの成分である。なお、カテキンが含まれるのは茶類では緑茶だけといわれている。また、一番茶より二番茶のほうが、カテキンを多く含んでいる。 カテキンの作用は、抗酸化、血中コレステロールの低下、抗菌、発がん抑制、血圧上昇抑制、血糖値上昇抑制、抗アレルギー、血小板凝集抑制など多岐にわたって報告されている。 中でも食道がん、膀胱がん、膵がん、乳がん、子宮頸がん、胃がん、卵巣がんなどのリスクを低減させるのに有効との報告もあり、カテキンは世界的に注目を集める成分となっている。 さらに、糖や脂質の代謝を促がし、消化を助け、余分なコレステロールを分解するなどして肥満を抑制するため、ダイエット効果もあるとされる。強い抗菌作用は、口臭予防や虫歯予防にも有効とされ、日本人の身近な飲料である緑茶が日常の健康維持や病気予防に役立つことがわかっている。 このような特長から、体脂肪が気になる人向けの食品や虫歯の原因になりにくい食品、飲料などの特定保健用食品(トクホ)も市販されている。
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基本的にお茶から摂取するのが一般的。錠剤、カプセル、加工飲料、菓子類などで摂取することもできる。ただし、多量の茶類を摂取すると、カフェインも多く摂取することになり、このカフェインが頭痛、血圧上昇、利尿によるナトリウムの過剰排泄などさまざまな症状を引き起こす可能性があるので、低カフェインの加工品にするなど考慮も必要。 また、お茶に含まれるタンニンは鉄の吸収を阻害するので、鉄剤を摂取している場合は、お茶と一緒に摂らないように気をつけたい。他にも、抗血液凝固作用があるワルファリンを含む血栓症治療薬と併用する際には注意が必要である。なお、最近の研究でリンゴ、カカオにも含まれていることがわかっている。
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